日本は世界一の長寿国。人生80年時代といわれる毎日を、健康で楽しく、そして朗らかに生き抜くことが、何よりも大事です。そして、高齢者がそれぞれの地域で、安全安心に、健康寿命を謳歌できる社会づくりを目指さなければなりません。
一方、年金問題や不景気など、日々快適に暮らせなくなる問題も次から次へと起こり、先行きが見えない今日の社会。働き盛りでも不安に感じるのに、高齢者はいったいどうしたらいいのでしょうか?
ほとんどの方が、不安を抱えたときオロオロしてどうしたらいいか戸惑われることと思います。
長寿安心会大阪支部は、高齢者の抱える、医療・介護・財務・法務に関する問題を、実例をもとに専門家と考えることによって、「精神的備え」を持ち、事前に回避したり、起こってしまったとき、あわてて被害拡大や二次被害に合わないためのバリアとなるものを、「知識」として備えていただけるようにしたいと考えています。
また、高齢者の孤独死のような悲劇を少しでも減らせるよう、家族の「気遣い」や地域の「見守り」の重要性を訴えていきたいと考えています。